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コップにのせた竹歯ブラシ

自然素材の竹歯ブラシでプラスチックフリーな生活へ

ゼロウェイストな暮らしの第一歩は、普段使っている生活必需品の中に多くプラスチックを消費しているモノがないかを探してみることです。

毎日使うものの中には、実はプラごみの原因になっているものがたくさんあります。

その中の一つが「歯ブラシ」

スーパーや薬局に売られている一般的な歯ブラシはほとんどがプラスチックでできています。そんな現代の歯ブラシ事情を少しでもサステイナブルにするよう、自然素材でできた竹歯ブラシに交換してみませんか?

今回はなぜ「竹歯ブラシ」を使うことが環境に良いのか?
自然素材でできた「竹歯ブラシ」をどう上手に使っていくかのポイントをご紹介いたします。

竹歯ブラシが地球を救う!?

1. 歯ブラシの消費量事情

一人当たりが生涯で消費する歯ブラシは平均で約300本と言われています。
普段使用する歯ブラシの交換頻度は3ヶ月に1回、それにホテルや飛行機などでアメニティとして無料で提供される使い捨てのプラスチック歯ブラシを加えると更に多くなります。

歯ブラシは世界中で年間約50億本消費されていると言われており、これまでに海に流されたと推定される量は20億本です。

2. プラスチック歯ブラシが地球に与える害

スーパーや薬局に売られている歯ブラシを思い浮かべてみてください。販売されているほとんどがプラスチックで作られています。
歯ブラシに使われるプラスチックはほとんどがリサイクルできないため、日本では燃えるゴミとして処理されます。
燃えるゴミとして出されたプラスチックは焼却され、最終的には埋め立て処分する必要があり、土や空気を汚してしまいます。また、発展途上国にこれらのゴミが運ばれる場合もあり、一人当たりの消費量が多い日本やアメリカなどの先進国から大きなゴミの負担を担うことになります。
また海に流れてしまった歯ブラシは自然分解されずゴミとしてさまよい続け、最終的には小さいプラスチックの粉マイクロプラスチックとなり、海の生態系を崩していまします。

私たち一人一人がこれらの事情を認識し、プラスチックゴミを出さない生活を意識することが、社会全体を変える鍵となります。

まずは普段の生活必需品を自然素材や生物分解可能なマテリアルに変えていきましょう。

竹歯ブラシ

mana. の竹歯ブラシは、本体部分は100%ケミカルフリーで竹のみで作られ、ブラシの部分はBPAフリーのナイロン。

私たちが取引している工場は、世界的な森林認証FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)を取得した竹のみを使用しています。これは、環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組みです。

使用後はブラシの部分をペンチで抜き取り、本体をコンポストする事ができます。

竹歯ブラシを上手に使用するポイント

1. 商品開封後しっかり洗う・パッケージはコンポストor資源ゴミへリサイクル

商品が届いたら、竹歯ブラシを箱から取り出ししっかりと洗浄してから使用してください。

使用済みのパッケージはコンポスト又は資源ゴミとして各地域の家庭ごみ処理方法に従いリサイクルしてください。

2. 使用後はタオルで水分をしっかり取る

自然の竹を使用し、防腐剤・防カビ剤・防虫剤などの化学処理を一切していないmana. の竹歯ブラシの弱点は「湿気・水気」です。
長く使用するために特に重要なポイントは、使用後にタオルで水分をしっかりと拭き取り、カビを発生を防ぐことです。

3. 歯ブラシの立て方

竹歯ブラシの立て方、つまり保管にも気をつける事が大事です。歯ブラシスタンドの底に水気があると、カビが生えてしまう恐れがあります。
そこでオススメしたいのは以下の保管方法。

  • ぶら下げるタイプ
  • 珪藻土ハブラシスタンド
  • コップ(竹歯ブラシ専用の濡れていないコップ)

3. 交換の目安・破棄方法

竹歯ブラシの使用目安は3−4ヶ月です。
本体の竹やブラシの状態を見ながら定期的に新しいものへ交換してください。

使用後は以下の方法で処理していただくのをお勧めいたします。
・コンポスト(本体のみ)
・燃えるごみとして出す

mana.の竹歯ブラシの本体は100%自然素材の竹でできているため、コンポスト(堆肥化)による自然分解が可能です。ブラシの部分はペンチで抜き、燃えるごみとして 処理することをオススメします。

カビが生えてしまった時の対処法

1. 竹歯ブラシに白い粉が発生している場合

竹に発生する白い粉は竹屑というもので、質の良い竹製品によく起こる現象です。湿気のある場所に数週間以上保管しておくと発生してしまします。
見つけたら、すぐに常温・熱湯で洗っていただくと簡単に取り除けます。洗った後はタオルでしっかりと水気をとり乾燥させてください。取り除いた後は通常通り使用していただいて問題ありません。人体への影響はありません。

2. 竹歯ブラシに黒いカビが発生している場合

・ヤスリで取り除く
・熱湯で洗浄する

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